教室ブログ
2020年09月
2020.09.23
「わからない」と言える勇気
「たとえ、世界中の人が《わかった、簡単だよ》と言ったとしても、自分がわかっていなかったら《いや、自分はわかっていない》と言う勇気。それが大切なんだ」ー『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』第5章より
最近ちょっと感動した言葉を記してみました。
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「わかる」ためには、まず「わかっていない」ことを自覚できることが大切です。
でも、集団教育の中では、それには多少の勇気が要ります。
「みんなと同じ」状態は安心であり、
「みんなと違う」状態は怖いから。
これはほとんど本能でしょう。
だからこそ、家庭や私塾など、個別教育が可能な場では、あえて「みんなと同じでなくていい」と教えることが必要ではないかと思います。
わかならくても怒られない
わからないときはいつでも訊ける
わかるまで待ってもらえる
そんな安心感をまずは与えてやりたいと思います。
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