教室ブログ
2019.04.04
鬼特訓って何?(承前)
前回は、塾で行っている「鬼特訓」について、下のような問いを出しました:
15題を7分以内で計算するスピードをつけたい場合、
下のア・イのうち、どちらの練習がより効果的でしょうか?
ア. 15題を7分間で1セット行う
イ. 5題を2分20秒で3セット行う
正解は「イ」。
今の計算スピードと、理想とするスピードとの相違を、認識・修正する機会が複数回あるからです。
その意味で、アよりもイの方が、同じ練習時間で3倍の練習ができることになります。
この鬼特訓。
実際は3セットでは終わらず、5セット・6セット…と目標クリアできるまで続きます。
(これが「鬼」のつく理由です)
一見、単純な反復練習のようですが、練習者の心の中は「次こそは!」というチャレンジングな炎に燃えています。
そして、ついに目標タイムをクリアできたときには…「やった!」思わずガッツポーズが出ます
「練習すれば、上手になれるんだ!」
そろばんの練習を通して学ぶことができる、大切な認識の1つです。