教室ブログ
2018.05.11
書籍「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」
著者の主張をおおまかに述べますと…
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●AI化が進む職業は、今後確実に増加する。
●すると、多くの人が失業する可能性がある。
●もちろん、AIが対応できない新しい職業も次々生まれるであろう。
●そんな未来を生きるために必要な技能が「読解力」である。
●新しい職業に就くには、新しい知識を自ら学んでいける読解力が不可欠だからだ。
●しかし、現在の子どもたちの読解力調査を行うと、その半数以上がAIよりも低いレベルであった。
●このままでは、多くの子供達は将来職を失い、幸せな生活を送れなくなるのではないか―。その強い危機感が本書執筆の動機である。
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著者の新井紀子氏は、有名な人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を指揮した数学者です。
・多くの研究者が参加したこのプロジェクトからわかったAIの可能性と限界について
・アクティブラーニングよりも、プログラミングよりも大切な力について
数学者らしく誠実に、わかりやすく語っています。