教室ブログ
2018.05.02
教える資格(承前)
そのとき何が起こったのか。
「2+9」も「4+8」も、「6+7」も「5+8」も、
これらはすべて「10を作る」という計算である、と気づいたことです。
つまり、範疇化と構造化。
『お月様はどうしてかけちゃったの?』
『ぼくはどこから来たの?』
子供が発する問いは、ほほ笑ましいけれども、
唐突な存在を、自分の世界地図に描きたいという願いは、
科学者も子供も一緒だと思います。
この時の経験は、学んでいく姿勢について教えてくれました。
それはまた、教えるためのパスポートのようなものだったなあ、とも感じています。